3.使用方法


基本的な流れは、

1.変換元のファイルを指定する。

2.(必要なら)中間の形式に変換。

3.縦横サイズなどを指定して、変換。

 ...となります。


これが起動直後の画面です。

左上部に、

[ Home ]、[ Edit ]、[ Export ] とありますが、

[ Home ] と [ Export ]の2つしか使いません。


※ [ Edit ]は、上級編で使います。

 

 左上の ”Add video clip” (オレンジ色のところ) をクリックしてください。

ここで変換したい動画ファイルを指定して、

[ 開く(O) ] をクリックします。

 

無事に開けた方は、

このページの下のほうへスクロールさせていって、

<2体の動物キャラ>の出ている説明のところまで飛ばしていただいて構いません。

 

 開きたい動画ファイルがフォルダ内にあるはずなのに出てこないという場合、そのファイルはかなりマイナーな形式かもしれません。(例えば、携帯で撮った「~~~.3gp」形式とか、昔のネット動画のストリーミング形式である「~~~.asf」等)

 

その場合は下部にある

" ファイルの種類(T) " という選択肢を、” Video ”ではなく

・” All (*.*) ”のほうを選ぶと、表示されます。

 ファイルを指定しても、すぐに開けなかった場合は、このようなウインドウが開くと思います。

これは、Free Video Converterがすんなりと開けない形式だったということで、一旦別の形式に変換してからやりますよ、ということになります。

 

・[→ Pre-convert file ] のほうを選ぶ

 

一旦別の形式で保存する場所(大抵は、元のファイルのあるフォルダと同じ場所でよいと思います)を指定します。

 

・[保存(S)]を押す

 

別の形式に変換しています。

(元の動画の尺が数分ある場合、PCのスペックによっては、この待ち時間も数分かかる場合があります。)

 

 

もしくは、このように簡単な確認画面だけ出る場合がありますが、

これも、[はい(Y)] で大丈夫です。

 


変換したいファイルが開けた


 変換元ファイルが開けたら、このような画面になります。

ちなみに左上の、

・”Add video clip”(アド・ビデオ・クリップ)でビデオクリップの指定をしました。


・"Remove clip"(リムーブ・クリップ)は、

読み込んだものを消したい場合、これで消せます。

 

・"Clip property"(クリップ・プロパティ)を押すと、

この動画ファイルの情報がわかります。

このような情報です。

 ファイル名:

 横ドット数:

 縦ドット数:

 デュレーション(長さ):

 FPS:一秒間に何枚の絵を使うかの数値

 

 では変換を始めましょう。

上の

[ Export ](出力)をクリックすると、画面が変わります。

 

左上のProfile:(プロファイル)とは、あらかじめよく使われる出力形式の設定情報が用意されているというものです。

 

デフォルトでは "YouTube Small (320x200)" が選ばれていますが、とりあえずこのままで構いません。

 

 肝心なのは次に指定する項目です・・・

 ここからがキモです。

<非圧縮AVI>にする場合は、次のように設定します。

Format:  [ AVI ]

Video: [ Uncompressed ](<-選択肢の一番上)

Audio: [ No audio ](<-音が不要な場合は無しにする)

Frames/sec: [ Original ]


Scaling:  [ LetterBox]

    [  % やドット数 ] もしくは、

[ custom ] を選ぶと、その右にある( [数字] X [数字] ) の欄で、好きなドット数指定が出来ます。 


ここで最後の注意です! まずは30秒ほどの短めの動画でテストしてみてください。

YouTubeなどから落とした、720x480で数分にもなる動画であれば、変換後のファイルはギガバイトを超えてしまいます。

非圧縮AVI動画の欠点は、

 ・ファイルが数ギガバイトにもなり、ハードディスクを圧迫する

 ・コピーする時に時間がかかる

 ・ネットワークで送る場合、時間がかかりすぎる

といったことが挙げられます。

出力する目的によって、本当に必要なタテヨコのドット数だけ指定して、変換をかけて下さい


 数値等の指定が終わったら、右上にある

"Convert"内の

・"Convert..."を選ぶと、出力するファイル名を指定して、変換後->完成!となります。


念の為、出来上がったファイルのアイコンを右クリックし、"プロパティ" を選んで、

ファイル容量がいくらになったかを確認することをおすすめします。


※ちなみに、"Convert as separate clips..."は、[ Home ]の画面で、変換元の動画を複数個指定した場合、そのファイル毎に変換してくれるというものです。

"Convert as separate selections..."は、上級編で解説しています。